サムネ用
9月から始めた雲海チャレンジのおかげで過去最高の仕上がりで挑む4時間エンデューロ。CTL110まで上げてて勝つ気満々。
8:30レーススタート
序盤、周りの選手が元気なうちに自分を逃す気があるか確認するために何度かジャブ的なアタックを打つが、やっぱりマークされてて簡単には逃げられなさそう。
Photo by KF
今回考えてた作戦は
①隙をついて独走。集団に1ラップつけてゴール
②少人数集団でラスト登坂でフルアタック。
①の作戦は自分がマークされている以上独走は難しそうなので、仮に実行するとしたらペア参加の選手を連れて協調。
②の作戦はレース後半のみんな脚なくなり始めたところでペースを上げる→力のある選手以外ふるい落とす。
ってのが現実的かなと判断。
①をペア参加の選手を引き連れてローテーションする場合、2時間経過後に実行すると交代直後でフレッシュなペア選手が集団引き連れて追ってくる恐れがあるので、1時間〜1時間半経過時点で一発試みるのが有効打かな。
そんなこと考えながら集団で脚溜めてると、1時間半経過時点で石松、テスタのペア参加選手2名が抜け出す。
よしよし。
10分程度様子見てある程度差を広げてから単独でブリッジ。
合流してすぐ石松くん脱落。草。
2人になったがテスタも余裕なく…
集団との差は35秒まで広げるが、だんだん先頭交代できなくなってきてる。
仕方ないので2〜3周自分が牽いて回復に努めてもらうが、平坦区間でテスタもドロップ。結局単独に。
集団は巡行力のあるイワオさんが鬼牽きしてるようで逃す気がないのが伝わったので2時間地点で一旦踏みやめて吸収される。この時点で頭の中では②の作戦に切り替えてたので、3時間経過したら攻撃するつもりで回復に専念する。
登りを先頭で入ってポジション落としながら登坂、下りでみんな脚止めてるときに前方へ上がるを繰り返す。無駄にインターバル掛からなくて非常に楽なのでおすすめ。パワーデータもかなり緩いよ。
青いところが休んでる区間。
しばらく大きな動きはなかったが、3時間15分地点でペア参加で独走中のアラン選手(ハンサム外国人で平坦強い人)をVC福岡のかずまろくん含む2名の選手(どちらもペア参加)が追走に入る。彼らはアランを捕まえないといけないので絶対にペース緩めるわけにはいかないし、自分もこの追走に入ればソロ参加の集団はペースを上げざるを得ないので飛び乗って振るいにかけていく。作戦②実行。
これが上手いこと決まって、ソロ3名(井上さん、イワオさん、木村)とペア参加5名?の先頭グループが形成。
完全に決まるまでペースを上げて、3時間半地点で勝ち逃げ確信。ここからはラスト周回に向けて脚の温存を図る。
大きな動きなく、3時間59分地点でスタートライン通過、最終周回へ。
練習での乗り込みのおかげでかなり脚は残っており、登坂アタックでの加速には自信があるので、自分の勝ちパターン。ラストの登坂で満を辞してフルアタック!するが…
!?
いきなり赤旗持った運営の方が飛び出してきてレース終了を告げられる。
???
その場の誰も状況が理解できず、誘導されるがままにピットイン。
昨年までは4時間経過後の周回で着順を争っていたが、なんと今年から4時間経過直前の周回の着順で順位を決めることになったと。しかし選手は誰一人それを知らされてないという…
言っても仕方ないことはわかってたけど、これまでの自分の努力や4時間のレースが通達ミスで一瞬で無駄になった気がしてしまい、つい抗議してしまう。確認してなかった自分も悪いんだけどね。
不完全燃焼のまま表彰式へ。
ローテの綾で先頭に入ってた順に表彰。
今年最後に勝ちを狙えただけに本当に残念だけど、コロナ禍で大変な中開催してもらってるので運営への感謝は忘れんようにせんとね。
しばらくレースはないけれど、プチオフをとったら次は富士ヒルに向けて仕上げていこう。