大分サイクルフェス

沖縄前の練習のつもりで特に調整とかはなく、前日も100kmほど乗り込んで参戦。翌週から東京出張なんで極力乗り溜めしておきたくて。とはいえ出走するからには当たり前だけど優勝狙い。

エントリーリスト見て警戒していたのはVC福岡の岩切さん。当日聞いた話だと腰を痛めてたらしく、万全のコンディションではなさそう…

少し残念だけど、2018年の沖縄140km優勝の実績がある選手なので、油断は禁物。

コースは、スタートしてすぐに30秒登って、公園敷地内の道幅が狭いコースを抜けて、下り終えたら180℃ターン→1分半程度の登坂。一周6分程度の周回コース。

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エンデューロだし、1周目から中切れ起きる可能性大なコースなんで、スタートは極力前方に並ぶ。

f:id:kmtk785:20221005201208j:image大体100人くらい?

登りスプリント勝負になるのは予想できるから、先頭にさえ残れば勝てる可能性はかなり高いんだけど、今日のテーマは脚を使って勝つこと。ここでセコく走って勝ったって沖縄では通用しない。

14:00 レーススタート

スタート同時にUKYO RAVEの選手たちが一斉に飛び出す。絶対オーバーペースなんだけど自分も便乗。自分が乗ったらみんな追ってくるだろうし、人数減ったら安全だし。

スタート前、岩切さんが集団後方に並んでるのを確認してるので、1周目から自分もガンガンペース上げたいんだけど、初見コースなんでとりあえず様子見。無茶して落車したら最悪だから…

UKYO RAVEがいい感じのペースで走ってくれるお陰で縦伸びした集団のまま180℃ターン→登坂へ。ペースが落ちたので自分が先頭まで上がって集団のペースを上げる。集団後方にいたらかなりしんどいだろうから、ここで岩切さんに喰らわせてやろうと思ったら、いつの間にかポジション上げてる。流石。

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1周で15人まで集団絞れ、2周目以降は特に動きなく、岩切さんと自分で登坂のペース作って集団を削っていく。後ろが反応できる程度のアタックを登坂のたびに繰り返す。

ラスト3周、5人の先頭集団からミネルバの中村選手と自分が登坂で少し抜け出す形に。自分としては別に逃げる必要はなかったんだけど、あえて中村選手に『後ろ離れたけどそのまま行けますか?』と聞いてみる。協調して逃げたい風を装ってるけど、本当の狙いは実力が未知数な中村選手の脚の残り具合、脚質を確認すること。

『あんまり脚残ってない!』と、言いつつペースアップには乗ってくれたので、スプリンター系の選手じゃないことをここで確信。スプリント狙いなら5人しかいない集団から無理に抜け出す必要ないし、ここでペースアップの選択肢はないなと。岩切さんも追いついてきて3人。

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逃げというより先頭集団なんで、後ろは一切気にせずに走る。

中村選手にスプリントがないと仮定すると、このままゴールまで行けば勝利濃厚なので、抜け出しにだけ注意して3人で最終登坂へ。狙いどおりスプリントで勝利。

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無茶苦茶賞品豪華でした。

俺、イザナギ似合うかなぁ。