九州サーキットシリーズ 第2戦

外すのめんどくせーからラテックス巻いたまま出走。笑

アップは、苦手なコーナリングの感覚を少しでも良くするためにスキルトレーニングの8の字走行を1時間ほど。

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この効果あってか?前より切り込めて、今日はコーナリングで遅れて脚使うことなかった。この練習は回復日にでも取り入れて継続しよう。

今回の自分の仕事、というかHSRではいつもなんだけど、スパークル大分の選手達の脚をとにかく削ること。単独参戦のイワオさんやVC福岡の選手達も上手いこと使えたらいいな。

理想はチームメイトの逃げ切りだけど、スプリントになった場合自分は役立たずなんで、そっちは井上さん、左迫間さんの職人組に任せて、自分がやるべき事に集中する。細かいことは適宜判断。

14:00 レーススタート(2.3km 25周)

スタートして2周は様子見。3周目から単発のアタックはあるがどれも決まらず、5周目のスプリント周回へ。ここは安定のスパークル大分沢田選手が1着。

7周目。GINRIN古澤さんが単独アタック。集団からはイワオさんとEMUの選手がブリッジかけたので、これを利用して自分も便乗。4名逃げに。

f:id:kmtk785:20220505213316j:image8周目にスパークル大分の黒枝選手が単独で合流。集団もかなり迫ってて、バックストレートのコーナー明けで吸収されそう。

しかし、追走のペースアップで集団はかなり縦伸びになってるっぽい。コーナリング直後だし、分断出来るんじゃないかと思い先頭でペースアップ。するが誰も着いてこず単独逃げに。泣

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f:id:kmtk785:20220506000058j:image無駄足になるんじゃないかと少し、悩む。向かい風区間で様子見(250w程度)してみると、集団は追ってくる気配なし。先頭はスパークル大分の沢田選手か。

集団が追ってこないなら前待ちもできるし、自分はこのまま逃げてた方が賢明と判断。切り替えて脚を使い切らないペースで巡行する。

1周単独で逃げたところにGINRIN西村さんとファンサイクルのコダマさんが合流。助かるー。

f:id:kmtk785:20220505231809j:imagePhoto by yarii

3人で2周逃げるが、10周目のスプリントポイント前で吸収。

11周目。GINRIN古澤さんのアタックをきっかけにイワオさん、VC福岡のアランを含めた7名逃げが決まる。スパークルの選手乗ってない。

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プロ選手としての意地があるから絶対にこのまま逃げ切りは許さないはず。だけど集団には他に牽き役がいない状況。これを使わない手はない。

牽引するスパークル大分の選手の番手に入る。もちろんローテーションには加わらない。徹底的にチェックして脚を使わせる。

途中、スパークル黒枝選手が自分と東選手の間に入って、東選手に単独でブリッジさせようと試みた。反対側(コース外だけど…)が空いてたので交わしてチェックに入るが、度重なるブロックにフラストレーション溜まってる様子。ほんと狡くてすみません…

f:id:kmtk785:20220505234200j:image東選手の追走も潰したが、逃げ集団もぽつりぽつりと脱落者がでて、最終的にGINRIN古澤さん、単騎のイワオさん、石丸くんの3名に。21周目で吸収して振り出しに戻ったけど、スパークル大分の選手達にはかなりダメージ与えられたのでは?

23周目、GINRIN西村さんアタック。単独逃げ状態になったが、まさかのチームメイトの古澤さんがブリッジを仕掛けてるではないか。思わずあかーん!って声出た。

集団がややお見合い状態だったので、このまま西村さんとの差が開けば開くほど自分達に有利な展開に持ち込めるところだが、この古澤さんの追走をきっかけに集団が活性化してしまう。ここは下手に刺激入れず静観決め込んで、痺れを切らせた他チームの追走に乗っかるのが正解かな。集団と西村さんのタイムギャップがあればあるだけダメージ与えられる。

残り2周のホームストレートで西村さん吸収。

西村さんからローテーションを促された沢田選手が先頭でペースを上げることを嫌ってか、一瞬脚を緩めたのが見えたので間髪入れずアタック。自分が仕事できる最後のチャンス。

沢田選手のチェックが怖かったが、反応してくれたのはVC福岡の池田くんと千原台の子。単独にならなかったのは嬉しい誤算。

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イワオさんが単独で追いかけて来るのが見えて、一瞬待った方がいいか考えるが、差が縮まると集団が活性化して一気に飲み込まれる恐れがあるのでペースは緩められない。イワオさんには悪いけど全開で追いついてきてもらう。

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イワオさん合流して先頭4名。残り1周で7秒差。逃げ集団は実力者揃い、スパークル大分は前半かなり脚使ってる。集団はチームメイトが抑えに入ってくれるはず。

逃げ切るぞ!と発破をかける。残り500mの奥のコーナーで4秒差。この時点で逃げ切りをかなり意識、少人数のスプリントに集中しすぎて追走集団への警戒を怠ってた。

f:id:kmtk785:20220505224708j:imageこのメンツなら自分もスプリント狙える。千原台の子が早掛けしたのにきっちり反応したので、後はかわすだけ。

もらった!と思ったら右側からとんでもない勢いでスパークル黒枝選手がかっ飛んでいく。まじか!

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f:id:kmtk785:20220505231931j:imagePhoto by yarii

呆気に取られているうちにずぶずぶ刺されて10位。どうやら沢田選手の牽引で一気に縮めてきたらしい。

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GINRINからは表彰台なく、蓋を開けてみればスパークル大分の完全勝利。最終周は一本牽きだったであろう沢田選手も2位。

走力で勝てないなら数の力で。と考えていたが、それでも埋まらない圧倒的な実力差。国内トッププロってやっぱりすげーわ。

どうやったら勝てるんだろうか…